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以下に、昨年の10月22日に発行したものをはりつけておきますから、参考にしていただけるとありがたいです。
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メールマガジン<ビジネス人の学び>
きょうのテーマは、
「ほめられたときの反応の仕方」
です。
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名前は言えませんが、その職業では、かなり認められた人がお
っしゃった。
「僕が、妻と結婚する前、彼女の母親に、『お嬢さんと結婚させ
ていただきたいんです』と言いに行ったとき、『まあ、あなた、
見る目ないのね』と言われました」
彼女の言葉は、その娘と、また、その娘と結婚したいという人の
両方を同時に悪く言っています。
すごい言葉だと思います。
ここでは、何も彼女の悪口を言うのが目的ではありません。
その逆、つまり、2方向に対してさわやかな印象を残す言葉もあ
るということです。
これ以下は、中谷彰宏さんの講演会できいたお話です。
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たとえば、何かについてほめられたとき。
「その髪形いいですね」
と言ってもらったとき、
「そんなこと言っても、何も出ませんよ」
なんて言うと、ほめた人は、そのことを後悔するかもしれない。
では、
「そんなことないです」
と言うとどうか。
相手の言ってくれたことを否定するわけだから、言った方も、
いい感じがしないだろう。
「ありがとうございます」
なら、いいかもしれない。
でも、もっとすごい反応の仕方がある。
それは、
「ありがとうございます。今度、カットしてもらった美容師さん
に伝えておきます」
という言葉だ。
もし、ほめた側が、
「その美容師さんって、どこの美容室のなんていう人?」
ときいて、その情報を伝え、ほめた側がその美容師さんのお客に
なったとしたら、ふたりの人がうれしくなるかもしれない。
「その服、いいですね」
と言われたときも同じである。
「ありがとうございます。これを選んでいただいたお店の店員さ
んに言っておきます」
とか。
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あなたは、ほめられたとき、どんな反応をしていますか?
私は、
「ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいです」
で終わっていることが多かったのです。
このお話を聴いて、ふたりの人にさわやかな印象を残すという、
高度なコミュニケーションができなくても、せっかくほめていた
だいた相手がほめてよかったと感じるようなリアクションをした
いと、しみじみ思ったものです。
このことを頭の片隅に置いておくだけでも、コミュニケーション
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☆ きょうのまとめ
1)ほめられたときに、ほめた側、ほめられた側の両方がさわや
かな気持ちになれるような反応をすることもできる。
2)1)のようなことを頭の片隅に置いておくだけでも、コミュ
ニケーションの仕方がずいぶん違ってくる可能性がある。
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メールマガジン「ビジネス人の学び」
2006年10月22日発行